九州・山口キラリ☆ハッケン

相手を知ることの大事さを学んだ5日間

インターンシップ参加者名:M・Y(法政大学3年/埼玉県出身)

■企業情報

会社名
社会福祉法人南高愛隣会
主な事業
社会福祉
事業内容
「社会をデザインする」これが私たちの仕事です。どんな障がいがあってもふつうの場所でふつうの暮らしができるように、様々な福祉サービスを創り出しながら、社会を創り変えて(デザイン)います。
 「暮らし」を支える生活支援、「働く」を支える就労支援(素麺の製造や、就職率90%を超える職業訓練)の他、相談支援、日中支援、居宅支援等において、障がいのある方の生活全般を支えられる事業を展開しており、長崎県下で約1,000名の方を支援しています。また、「罪を犯した障がい者への支援」や「結婚推進事業」など、全国的にも先駆的な取組があります。
従業員数
550名
売上高
32億1,210万円 (2013年度)
設立年月日
1977年10月28日
代表者
理事長 田島 光浩
本社所在地
〒859-1215 長崎県雲仙市瑞穂町古部甲1572
ホームページURL
http://www.airinkai.or.jp/
インターンシップ プログラム内容
「罪を犯した障がい者への支援を学ぶ」
「生き直し」を支えるための更生保護施設、再犯を防ぐ防止学習の体験、同行支援

インターンシップ実施内容

自分のテーマ
地域で働くということを知る。
罪を犯した障害者の支援について知る。

1日目

実施内容 感想
オリエンテーション
デイサービスなかやま見学
グループホーム概要説明、訪問
お話をずっと聞いていた法人さんだったので、実際にお伺いできたことに感動しました。来週から始まる実習が生活介護事業の施設なので、また違った印象の生活介護事業施設にお伺いできて良かったです。
また、グループホームは勝手に大勢の人が一緒に住んでいる所を支援するものと思い込んでいたので、そうではなく、夜勤型、宿直型、集団、個人の様々な種類があるということを知ることができて良かったです。

2日目

実施内容 感想
触法説明
犯罪防止学習
社会内訓練事業について
更生保護施設の概要説明と見学
更生保護施設夜支援
罪を犯した方を“福祉の観点”から支援していくという言葉が印象的でした。実際に支援で行っていることを体験させていただき、お話を伺いました。多くの方が生活困窮家庭環境が理由での犯罪で、胸が痛くなりました。お話させていただいても、本当に普通の方ばかりで、誰でも起こす過ちが、たまたま“犯罪の枠”であったという印象を受けました。都内で実施するとなると住民反対が起きそうな気がして、長崎で行っていることを東京でどう行うことが出来るか、を考えていく必要があると感じました。

3日目

実施内容 感想
A型事業所にて実習
島原の事業所にて昼食
そうめんを作っている事業所での実習でしたが、A型、B型、職員さん、パートさんの皆が交ざって仕事をしているのが印象的でした。「沢山の工程があるからその方々に合う仕事がある」と職員さんがおっしゃっていて、細かい部分まで見ることができた訳ではないですが、本当に素晴らしい集中力と素早さで、その通りだなと思いました。
島原では、これから、そして今までの島原の事業を聞きました。福祉だけでなく、地域の視点として考えているのが印象的でした。

4日目

実施内容 感想
職業能力訓練開発事業部について
グループワーク
午前中は罪を犯した方々の就職等の支援についてでした。2日目もお話いただきましたが、前科があることや、何度も刑務所に入るとなると一見恐ろしい人にも思えるのですが、全くそんなことはなく、ただ、少し心に傷を抱えている普通の人ばかりでした。知らないからこその偏見が日本は強い国だと思うので、少しでもその偏見をなくしていけたらなと思いました。
グループワークでは南高愛隣会さんが発刊している犯罪防止の本に新たに内容を加えるということで話し合いをしましたが、私たちが伝えたい思いと、それを読む利用者さんが望む内容とが違うことを教えていただき、もっと相手をしっかり見ていく必要があるなと感じました。

5日目

実施内容 感想
振り返り 福祉と一口に言ってもここまでの事業があることに驚きでした。きっとまだまだ沢山の事業もあるのだと感じました。そして何より、一番いいなと感じたことは、職員の皆様がどこでも笑顔でいることでした。インターン生の受け入れに対する寛容さはもちろんのこと、本当に仕事を楽しんでいるのだということが伝わってきました。まだ就職活動まであと半年あるので、自分がしたいと思えることを見つけていきたいと思いました。

インターンシップを終えてのまとめ・感想

5日間ありがとうございました。その日その日の感想にも書いてはありますが、知らないことこそが一番怖いことだと常々思っていました。型にはめて考えるのではなく、いつでも相手を知ろうという心で接していきたいなと感じました。また、ずっと、福祉をするなら地元を出たいと考えていましたが、今回のインターンシップを通して、まず今の私の町の福祉をしっかり理解して、何が足りていなくて、何を必要としているのかを自分の目で見て、考えていきたいです。
島原城:3日目の午後に半日島原を観光する時間をいただき、島原市内を観光しました。島原城から見える景色は、市内が一望でき、有明海も見え、山を見ることもできました。自然もすごい綺麗ですが、住宅街が密集していることがすごく印象的でした。
島原鉄道の電車:インターンシップ実施先が諫早から島原の間でした。なので、インターンシップの際やご飯を食べに行く際に何度か使用させていただきました。終始海沿いを走っている電車なので、片側は有明海、片側は長崎県内の風景を楽しみながら電車に乗ることができます。
片足鳥居:最終日に長崎駅付近に行った際に南高愛隣会様に連れて行っていただいた場所です。長崎では原爆が落とされた都市として有名ですが、その原爆の際に片足は吹き飛ばされてしまいましたが、原爆の爆風にさらされながらも片足だけで70年もの間建ち続けているものです。

受入企業からのメッセージ

今回のインターンシップが、今後学びを深めるにあたり、何か役に立てれば幸いです。またお会いできることを楽しみにしています。